「真面目だから、ヒット企画はあるけど場外ホームランはないよね」に泣いた #フリーで働くゆとりの告白 Vol.10

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ゴリッゴリの営業マンの先輩とご飯を食べ、オフィスに戻った。

本日も競合分析しつつ、アプリの企画だ。インターンの企画を始めて数ヶ月経ったが、通った企画は0。無給インターンといえでも、さすがに焦っていた。

今日も、社長にあの言葉を言われるのだろうか。

企画をプレゼン→OKならアプリにしてもらえる

説明しておくと、インターン先でiPhoneアプリの企画を通したい時は、上司と社長2人にプレゼンをする。当時は、パワポもまともに使えなかったので、構想を紙に書いて説明していた。

今考えると、企画をするのにパワポはいらない気がする。手間もかかるし、煩雑になるだけだ。メモ書き一枚が一番思ったことを伝えやすい。(まあ、関係ないが)

そんな風にプレゼンして、社長がいけると思ったら、採用となり、エンジニアさんに実装してもらえる。ちなみに、エンジニアさんはオフィスにおらずリモートで働いてくれていた。

いま、考えると、不思議な働き方だったと思う。姿を見たことがなく、声しか聞いたことがなかったのだから。

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「器用だけどさ、パンチが弱いよね」

そのやり方で、企画を思いつき次第、プレゼンしていたのだが、一向に社長には刺さらなかった。それは、インターン同期のKも同じだった。

よく、Kと一緒に企画をプレゼンしていたのだが、社長の反応に2人の性格がもろに出ていた。ちなみに、僕は真面目でKは適当。長期留学していたせいか、フリーダムなところがある。

僕の企画に対して、社長は「確かにニーズはありそうなんだけど、どこにでもありそうなんだよね。佐藤の独自性がほしい」と言っていた。

その指摘は、まさにだった。実際、僕の企画は、1カテゴリーで売れているアプリを複数ピックアップしてその機能を洗い出し、ニーズのありそうなものをドッキングするものだった。

言ってみれば、マーケットイン(悪く言えば、後追い)でアプリを考えていた。そんなんだから、「真面目で器用だけど、爆発力がない」と言われた気がして、悩んだ時もあった。

そもそも、自分は真面目すぎる性格から、テンプレに従おうとする癖があった。何かを極める際は、複数の参考書を読んで、そこに書いてあることを実践しようとした。言ってみれば、マニュアル通りに行動するのである。

だからこそ、思考や独自性をプラスすることが足りていなかったのだ。

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ホームランを打てるKが羨ましかった

一方、Kの企画に対して、社長はいつも爆笑していた。その内容は、「絵を介した出会い系アプリ」「スマホの後面が見えるアプリ(スマホをいじりながら歩いても危なくないように)」など。基本的に、恋愛系(エロ気味)が多かった。

同期として、自分は器用にヒットを重ねるタイプ。Kは、三振か場外ホームランか、というタイプと感じていた。

そうした対極な2人のアプリは一向に通る気配を見せなかった。そして、今日もプレゼンは惨敗に終わった。

その内容もいつも通りだった。僕に対しては「いいんだけどさ、、」、Kに対しては「おもしれーけどさ、、」で終わっていた。

果たして僕たちの企画が通る日は来るんだろうか。

来週の土曜日に続く。。

次回予告
「いつの間にかいなくなっていたインターン生」

この短編小説をまとめて読む際はこちらから→「仕事・キャリア >> フリーで働くゆとりの告白

※ここで語られることはフィクションであり、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。

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